飛騨市森林組合は、岐阜県の最北端、飛騨市内を管轄しています。
平成17年10月3日に地域の森林の保続培養及び森林生産力の増進を図ることを目的に設立されました。
管内は、地区の総面積約79千haに対し、森林の総面積約74千haとそのほとんどが森に囲まれた地域となります。森林の状況は、スギ、ヒノキ等の人が植え育てた樹木が全体の3割と少なく、天然林が7割となっています。現在の木材の用途は、柱材やベニヤ材がほとんどであり、樹種はスギ、ヒノキ、カラマツが主として利用されています。
非常に不利な条件ではありますが、職員は一丸となって努力し、今では県内トップクラスの実力といわれるまでに成長することができました。
現在の林業に不利と思われる、広大で多種多様な広葉樹林を貴重な資源とし、飛騨市や地域の事業体と協力し、活用、育成に取り組み地域林業の更なる発展を目指しています。
従業員一同、皆様の多種多様な要望に応え、安全で確かな技術をお届けできるよう、日々切磋琢磨しております。
以下、そんな飛騨市森林組合の紹介をさせていただきます。

飛騨市森林組合 経営理念

確かな技術と心のこもった森林づくりを通して、
豊かで安心して暮らせる郷土づくりに貢献します。

基本方針

  • 全従業員が情報を共有し、技術のレベルアップと安全作業により信頼される体制づくりを目指します。
  • 常にコスト管理を行い売上高向上と、安定した経営により組合員への利益還元を図ります。
  • 森林が持つ公益的機能を発揮させるための特性を知り、地球環境に貢献します。

行動指針

  • ホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)を行い情報共有します。
  • 研修会を企画又は参加し同じ目線で技術を習得します。
  • 常に周りを確認し安全作業に務めます。
  • 提案型施業を推進し組合員との連携に務めます。
  • 社会貢献活動を通じて連携を深め、地域の生活環境に寄与します。

組織の概要

組合長 洞口 博
組合員数 2,803名(正組合員: 2,666名 準組合員:137名)
出資金額 139,476千円(139,476口×1,000円)
役員 理事 9名(常勤1名、非常勤8名)
監事 3名(内員外監事1名)
職員 11名
現場職員 26名
臨時職員 4名

組織図

  • 事業管理課・・・主として現場作業の管理を担っています。
  • 企画経営課・・・主として総務の役割を担っています。